僕って、きゅうり食べられるの?
きゅうりは食べれますが、注意点もあります!
「ハムスターってきゅうりを食べれるの?」
「どのくらいあげたらいい?」
「皮ごとあげても大丈夫?」
・・・気になりますよね。
みずみずしく歯触りの良いきゅうりは、ハムスターも食べられる野菜の1つです!
しかし、きゅうりをハムスターに与えるときには、十分気を付けなければいけない点があることを知っていましたか?
この記事では、きゅうりの与え方や与える量、知っておくべき注意点などを詳しく紹介しています。
飼い主さんは、この記事を読むとハムスターに適切な方法できゅうりを与えることができるようになるはずです!
ぜひ本記事を参考に、きゅうりを食事に取り入れ、ハムスターの食生活を彩りましょう!
ハムスターはきゅうりを食べられる!皮も大丈夫!
ハムスターはきゅうりを食べられます!
嗜好性も高く、大好きな子も多いです!
きゅうりには実にも皮にも中毒になる成分などは含まれていませんので、安心して与えられる野菜です!
皮も食べれますので、特に皮は剥かなくても大丈夫です。
しかし、新鮮なきゅうりの皮はイボが結構トゲトゲしていることもありますので、イボは取り除いて与えてあげましょう。
ハムスターへのきゅうりの与え方と適量は?
ハムスターにきゅうりをあげるときに一番注意したいのは、与えすぎです。
きゅうりは大変水分が多く、ほしがるだけ与えてしまうと下痢を起こしたり、主食を食べなくなって栄養不足にもなってしまいます。
与える適量は、重さ100gのハムスターに対してきゅうり1~2gぐらいです。持って食べやすいように5mm~1cm四方ぐらいにカットして与えると良いでしょう。
週に1~2回程度、おやつとして与えます。
まれに苦みのあるきゅうりもあるので、飼い主さんがまず食べてみることをおすすめします。
苦いきゅうりは、嫌やねん!
【おすすめ】きゅうりをハムスターのおやつとして与える
ハムスターへのおすすめのきゅうりの与え方は、おやつとして与えてあげることです。
おやつとしてきゅうりを与えるポイントとしては、以下の2点に気をつけてみてください!
- きゅうりは手で与えるのがおすすめ
- きゅうりは主食の餌を食べた後に与える
それぞれについて詳しく解説していきます。
きゅうりは手で与えるのがおすすめ
きゅうりをおやつとして与えるときには、手で与えるのもおすすめです。
食べ残したきゅうりを回収する必要もなく、良いコミュニケーションタイムにもなります。
はじめはケージの外からきゅうりを1個づつ手渡し、慣れてきたらケージ内に手をいれて手の平から取ってもらいます。
飼い主さんの手の匂いを覚えると安心感を持ち、そのうちに「手乗りハムスター」にもなってくれるでしょう。
手に乗っけてくれ〜!
ただし、あせって無理にやろうとすると逆効果です。
ゆっくりハムスターと仲良くなっていきましょう!
きゅうりは主食の餌を食べた後に与える
おやつのきゅうりは、ペレットなど主食の餌をあげた後に与えるようにしましょう!
おやつでお腹がいっぱいで、主食を食べない、ということの防止にもなります。
またハムスターは夜行性の生き物であり食事時間は夕方から夜です。
そのため、きゅうりをおやつとして与えてあげるタイミングは、夜に主食の餌を食べた後が適切でしょう!
きゅうりはおやつ〜!
きゅうりの栄養価|95%以上は水分
きゅうりには、カリウムやビタミンC、ビタミンK、食物繊維などの栄養素も含まれていますが、95%以上が水分で、あまり栄養価は高くありません。
さらに、きゅうりにはエネルギーとなる炭水化物、タンパク質などもあまり含まれていません。
そのためきゅうりは、ハムスターのおやつとして、あるいは夏バテ防止などの水分摂取を目的として与えてあげるようにしましょう!
他にも、ハムスターが食べられる野菜はあります。
きゅうりの他にも色々な野菜を与えることもおすすめです!
ハムスターにきゅうりを与える際の注意点5つ!
ハムスターにきゅうりを与えるときには十分な注意が必要です。
人間なら気にならない事でも体の小さなハムスターには大きなダメージになることもあります!
きゅうりを与える時の注意点は以下の通りです。
■きゅうりを与えるときの注意点5つ
- きゅうりは十分洗い、水分を拭き取って与える
- 食べ残したきゅうりは早めに片付ける
- きゅうりの与えすぎには注意
- きゅうりは新鮮なものを与える
- 漬物や味をつけたきゅうりは与えない
それぞれについて詳しく解説していきます!
きゅうりは十分洗い、水分を拭き取とって与える
きゅうりは、きれいに洗ってから与えましょう。
お店で売られている野菜は、残留農薬が付着しているかもしれません。
そして、きゅうりはもともと水分が多い野菜ですから、きちんと表面の水分を拭きとってから与えることが大切です!
ハムスターにとって水分のとり過ぎは下痢などの原因になることがあります。
食べ残したきゅうりは早めに片付ける
食べ残した分は早めに片付けます。
きゅうりは傷みが早いので、30分ぐらい食べなかったら即回収です!
特に夏場は痛みが早いので注意しましょう。
残っているけどまたあとで食べるだろうと、そのままにしておくのはとても危険です。
痛みかけたものを食べた時など、ハムスターは簡単にお腹を壊してしまうことがあります。
また、ハムスターは自分の巣に食べ物を隠して貯めこむ習性があるので、回収する時は巣箱の中も要チェックです。
きゅうりの与えすぎには注意
きゅうりにはとても多くの水分が含まれているので、与えすぎるとお腹を壊す恐れがあります。
ハムスターのウンチの状態は常に確認し、ゆるくなっているようだったらきゅうりを与えるのは中止します。
小さなハムスターにとって下痢は命取りになる危険もあるので、十分注意が必要です!
万が一下痢をしているようなら、家庭ではなかなか対処できないので、すぐに病院へ連れて行った方が良いでしょう!
きゅうりは新鮮なものを与える
きゅうりなど水分の多い生野菜は日持ちが悪く腐りやすいので、なるべく新鮮なものを与えます。
腐ったきゅうりを与えてしまうと下痢をしてしまうことも。
冷蔵庫で保管したきゅうりは、室温に戻してから与えるようにしましょう!
新鮮なきゅうりが手に入らないときなど、ペットショップで売っている乾燥きゅうりもおすすめです!
漬物や味をつけたきゅうりは与えない
人間用に調理したきゅうりはハムスターにとっては有害です。
人間の食べ物はハムスターには塩分が強く、調味料にはハムスターにとって害になる成分もあるので、絶対に与えてはいけません。
飼い主さんは、ハムスターにきゅうりを与える場合には、何も味を付けていないものを与えるようにしてください!
味のついたきゅうりはNG!
まとめ
今回はハムスターへのきゅうりの与え方や注意点についてご紹介しました。
きゅうりを与えるときは、以下の点に十分注意して与えてください。
■きゅうりを与えるときの注意点5つ
- きゅうりは十分洗い、水分を拭き取って与える
- 食べ残したきゅうりは早めに片付ける
- きゅうりの与えすぎには注意
- きゅうりは新鮮なものを与える
- 漬物や味をつけたきゅうりは与えない
ハムスターは自分では食べ物の量などはコントロールできません。気に入ったら好きなだけ食べてしまいます。
ハムスターとの健康で楽しい生活を1日でも長く過ごせるように、きゅうりの正しい与え方を知っておいてくださいね!
正しい与え方できゅうりをあげましょう!