【おすすめ11選】ハムスターが食べれる野菜と危険な野菜を徹底解説!

僕は生でも毎日食べられるくらい野菜が大好き!

ちょっと待って!実は食べるとコロッと動けなくる危険な野菜もあるよ!

「野菜は健康にいいハズ!!」と思い込んでませんか?

でも中には、ハムスターの病気の原因になったり、生死に関わるような危険な野菜もあります。

この記事ではハムスターが安心して食べられる野菜と、絶対に与えてはいけない野菜を紹介します。

まずは、ハムスターの食べられる野菜を知ってバランスよく食餌に取り入れましょう。

毎日野菜をあげれば、あなたのおうちのハムスターが健康的に長生きできるかも!?

生でも食べられる?ハムスターにおすすめの野菜11選

沢山ある野菜の中でも特にハムスターにおすすめの野菜を紹介します。

おすすめ野菜11選生食or加熱必要特徴・注意点など
ニンジン生食・茹でる どちらも可茹でると甘みが出る
カボチャ生食・茹でる どちらも可硬すぎるものに注意・種はおやつに
トウモロコシ生・乾燥・茹でOK塩茹ではNG
ブロッコリー生食可能塩茹ではNG
キャベツ生食可能水分の摂りすぎに注意
さつまいも生食・茹でる どちらも可必ず水に浸す
パセリ生食可能下痢が少ない・連食を避ける
オクラ生食可能・嫌がるようなら茹でる低カロリー・水分の摂りすぎに注意
小松菜加熱処理必要・茹でる連食は避ける(尿路結石予防)
水菜加熱処理必要・茹でてあげる連食は避ける(尿路結石予防)
豆苗加熱処理した方が良い生の与えすぎは避ける

野菜をあげるうえで意識するポイントは以下の4つです。

1.水分量
2.カロリー
3.給餌量
4.生のまま、茹でるか

バランスよく野菜を取り入れて健康的な食生活を目指しましょう!

一番おすすめはニンジン

βカロテンやビタミンが豊富で栄養満点のニンジンは生でも茹でてもOK。

ニンジンは5mm角にカットするか、細長い短冊切りにして1~2個を与えましょう。

茹でるとビタミンが失われるので、栄養が摂れる生で与える方がおすすめです。

生のニンジン茹でたニンジン
ビタミンが豊富
カリウムもとれる
歯応えがあり歯の伸びすぎを防止
甘みが増す
柔らかくなり食べやすい
ビタミン、カリウムが少なくなる

ニンジンは茹でても甘みが増して嗜好性がアップするメリットがあります。

食欲がないときは茹でたニンジンが食べたい!

■ニンジンに含まれる主な成分と効果

  • βカロテン・・・皮膚・被毛によい
  • ビタミンB群・・・代謝の向上
  • ビタミンC・・・免疫力の向上
  • カリウム・・・塩分排泄と血行促進

ニンジンの水分が気になる場合は乾燥ニンジンがおすすめ。

種までおいしいカボチャ

緑黄色野菜の代表的な存在のカボチャは生でも茹でてもOK。

カボチャは5cm~1cm角にカットして1~2個を与えましょう。

生では硬すぎることもあるので茹でた方がおすすめです。

生のカボチャ茹でたカボチャ
日持ちしやすい
歯応えがあり歯の伸びすぎを防止
硬すぎることも
柔らかく食食べやすい
甘みが増す
アクが抜ける

カボチャの種はハムスターの大好物です。乾燥させればおやつに最適。

ヒマワリの種もいいけどカボチャの種もたまらんで~

■カボチャに含まれる主な成分と効果

  • βカロテン・・・毛艶によい
  • ビタミンB群・・・代謝の向上
  • カリウム・・・塩分排泄と血行促進
  • 食物繊維・・・整腸作用

カボチャはサクサクのフリーズドライスナックがおすすめです。

夏の定番トウモロコシ

甘くてシャキシャキした歯応えのトウモロコシは生でも茹でてもOK。

1日に与える目安は2~3粒です。太りやすいのであげ過ぎに注意しましょう。

生でも十分甘みがあるのでビタミンが摂りやすい生で与える方がおすすめです。

生のトウモロコシ茹でたトウモロコシ
生でも十分甘い
生の歯応えを好む子も多い
生の方が栄養がとれる
さらに甘みが増す
アクが抜ける
ビタミン、カリウムが少なくなる

人間用に塩茹でされたトウモロコシはハムスターに良くありません。

塩茹でしてないトウモロコシをくださいな!

■トウモロコシに含まれる主な成分と効果

  • ビタミンB群・・・代謝の向上
  • カリウム・・・塩分排泄と血行促進
  • 不溶性食物繊維・・・整腸作用
  • 脂肪酸・・・血管によい

若いトウモロコシを乾燥させたプチコーンは日持ちするのでおすすめです。

生でも喜ぶブロッコリー

たくさんの栄養が含まれているブロッコリーは生でも茹でてもOK。

5mm~1cm角程度を目安に与えましょう。

ブロッコリーの栄養は水に溶けやすいので生で与える方がおすすめです。

生のブロッコリー茹でたブロッコリー
噛み応えがあり歯の伸びすぎ予防
ビタミンCと葉酸が豊富
硬すぎることも
柔らかく歯にやさしい
栄養が水に溶ける
アクが抜ける

中には硬いものもあるのでレンジで加熱して柔らかくするのがおすすめです。

房の部分がうまいんだな~

■ブロッコリーに含まれる主な成分と効果

  • βカロテン・・・毛艶に良い
  • ビタミンC・・・免疫力の向上
  • ビタミンE・・・老化防止
  • 葉酸・・・貧血防止
  • 食物繊維・・・整腸作用

フリーズドライのブロッコリーは高い栄養価とちょうどよい噛み応えでおすすめです。

困った時の定番はキャベツ

食卓に並ぶ定番の野菜として代表的な存在のキャベツは生でも茹でてもOK。

栄養が少ないイメージのキャベツですが、実は食物繊維とビタミンを多く含むとても健康に良い野菜です。

2~4cm角程度に手でちぎってあげましょう。

茹でるメリットは少ないので生であげる方がおすすめです。

生のキャベツ茹でたキャベツ
生の方が栄養が豊富
特に外側はビタミンCが豊富
パリパリの触感が歯の伸びすぎを予防
柔らかく甘みが出る
ビタミンが低下

水分のあげ過ぎに注意が必要ですが、毎日でもあげられる野菜です。

ということは乾燥キャベツなら毎日食べられるね!

■キャベツに含まれる主な成分と効果

  • 食物繊維・・・整腸作用
  • ビタミンC・・・免疫力の向上
  • βカロテン・・・毛艶に良い

ハムスターのおやつといえば乾燥キャベツがおすすめです!

蒸せば柔らかサツマイモ

冬の定番、甘くておいしいサツマイモは生でも茹でてもOK。

1.5~2cm角にカットしてあげましょう。サツマイモは高カロリーなので間隔をあけて肥満にならないように注意しましょう。

なんとサツマイモは茹でてもビタミンの栄養価が下がりにくいので茹でてあげる方がおすすめです。

生のサツマイモ茹でたサツマイモ
生の方がビタミンがとれる
噛み応えがあり歯の伸びすぎを防止
蜜でベタつかない
柔らかく甘みが出る
加熱してもビタミンがとれる
消化しやすい

あげる前には5~15分程度水に浸して余分なアクを抜きましょう。

水に浸さないとアクが強くて下痢になっちゃうよ~!

■サツマイモに含まれる主な成分と効果

  • 食物繊維・・・整腸作用
  • ビタミンC・・・免疫力の向上
  • βカロテン・・・毛艶に良い
  • ヤラピン・・・腸を活性化

屋台で買う焼き芋などはアクが残っているので、ペット用のサツマイモのおやつがおすすめです。

水分が少ないパセリはで安心

洋食料理のすみっこにのっているイメージのパセリは栄養豊富で生でも茹でてもOK。

ハムスターが手で持って食べられる1つまみ程度を生で与えましょう。

パセリは茹でると栄養価が落ちるので生で与える方がおすすめです。

生のパセリ茹でたパセリ
生の方が栄養が豊富
少しアクがある
パリパリの触感が歯の伸びすぎを予防
アクが抜ける
ビタミン、カリウムが低下する

パセリは野菜の中でも水分量が少なく下痢の心配が少ないのは安心ポイント。

水分が少ないのでお腹の調子の心配が少ないよ!

■パセリに含まれる主な成分と効果

  • βカロテン・・・毛艶に良い
  • ビタミンC・・・免疫力の向上
  • 鉄分・・・赤血球の元になる
  • 食物繊維・・・整腸作用

パセリは乾燥フード以外にもペレットフードにふりかけるチップタイプが便利でおすすめです。

オクラのネバネバは健康に◎

オクラは低カロリーなのに栄養価が高く生でも茹でてもOK。

輪切りにカットして1~2gを目安に与えましょう。

生のオクラは産毛がありハムスターが嫌がることもあるので、茹でて柔らかくしてあげる方がおすすめです。

生のオクラ茹でたオクラ
生の方が栄養価が高い
嚙み応えがあり歯の伸びすぎ防止
産毛を嫌がることも
甘みが増す
柔らかくなる
産毛を気にしなくなる

ネバネバの素になっている水溶性の食物繊維は、胃腸の状態を整える効果がありオクラならではの特徴です。

ネバネバが健康の秘訣です。

■オクラに含まれる主な成分と効果

  • βカロテン・・・毛艶に良い
  • カリウム・・・塩分排泄と血行促進
  • ビタミンB1・・・疲労回復効果
  • カルシウム・・・骨の成長を助ける
  • 水溶性食物繊維・・・整腸作用

フリーズドライのオクラは豊富な栄養価を損なわず日持ちもするのでおすすめです。

葉もの野菜は小松菜がおすすめ

小松菜はホウレンソウよりもアクが少なく、鉄分が摂れるおすすめの野菜です。

1cm角にカットして週に1~2回を目安に茹でて与えましょう。

小松菜に含まれる硝酸塩とシュウ酸はハムスターにとって有害ですが、茹でれば安心です。

少量であれば生でも気にする必要はありません。

生の小松菜茹でた小松菜
ビタミン、カリウムが豊富
硝酸塩による血中酸素に注意
アクの素のシュウ酸に注意
硝酸塩を除去できる
アクの素(シュウ酸)を除去
ビタミン、カリウムが低下する

水分と「尿路結石」の原因になるカルシウムを多く含むので、あげ過ぎに注意しましょう。

たまに食べるだけで十分な鉄分がとれるよ!

■小松菜に含まれる主な成分と効果

  • βカロテン・・・毛艶に良い
  • ビタミンC・・・免疫力の向上
  • 鉄分・・・赤血球の元になる
  • カリウム・・・塩分排泄と血行促進

抗酸化作用の高いビタミンが豊富に含まれていて、鉄分もとれるのでおすすめです。

水菜は優れた抗菌作用が◎

ビタミンの種類が豊富に含まれている水菜は老化防止や止血効果があります。

2~5cm程度にカットして週1~2回を目安にあげましょう。

水菜も小松菜と同様に、硝酸塩とシュウ酸を含んでいますが茹でれば安心です。

少量であれば生でも気にする必要はありません。

生の水菜茹でた水菜
ビタミン、カリウムが豊富
硝酸塩による血中酸素に注意
ビタミンKは止血効果がある
硝酸塩を除去できる
アクの素のシュウ酸も除去
ビタミン、カリウムが低下する

水菜には抗菌作用がある成分が含まれ、大腸菌やカビを防止する効果があります。

水菜にはいろんな栄養があるんだね!これは食べないと損!

■水菜に含まれる主な成分と効果

  • βカロテン・・・毛艶に良い
  • ビタミンC・・・免疫力の向上
  • ビタミンE・・・老化防止
  • ビタミンK・・・骨格形成と止血効果

水分の多い水菜は劣化が早いので日持ちする乾燥タイプがおすすめです。

簡単に栽培できる豆苗

豆苗は自宅でも簡単に水耕栽培できて、低カロリーでも栄養価は高くハムスターも大好きな野菜です。

1~2本を目安に与えましょう。手にもってムシャムシャ食べる姿はとても愛らしいですよ。

豆苗には下痢の原因になるレクチンが含まれていますが茹でれば除去できます。

少量であれば生でも気にする必要なありませんがβカロテンが吸収しやすくなるメリットがあるので茹でて与える方がおすすめです。

生の豆苗茹でた豆苗
ビタミンが豊富
水分量が多く下痢に注意
レクチンは下痢の原因に
レクチンを除去できる
βカロテンが摂取しやすくなる
ビタミン、カリウムが低下する

豆苗は小さな容器で簡単に栽培できます。

ご主人が育てた豆苗も食べたいな~

■豆苗に含まれる主な成分と効果

  • βカロテン・・・毛艶によい
  • ビタミンE・・・抗酸化作用
  • ビタミンK・・・骨格形成と止血効果

水分量が多いので下痢が気になる方は、乾燥の豆苗がおすすめです。

ハムスターに野菜をあげるポイント5つ

ハムスターが食べられる野菜でも以下の5つに注意してあげましょう。

■野菜をあげるポイント5つ

  1. あげ過ぎに注意!適量を!
  2. 同じ野菜をあげ続けない
  3. 水洗いしてしっかり拭く
  4. 常に鮮度に気をつける
  5. 食べ合わせにも気を配る

それぞれ詳しくみていきましょう!

あげ過ぎに注意!適量を!

「健康のため」と、野菜をあげ過ぎては逆効果になってしまいます。

■ハムスターにあげる野菜の量の目安

  • ドワーフ系・・・5mm角(約0.5g)
  • ゴールデン系・・・1cm角(約1g)

野菜は水分が多く、与えすぎると下痢の症状を引き起こしたり、カロリーの高いカボチャやトウモロコシは肥満の原因になります。

主食はペレットフードにして野菜は副食として与え過ぎないよう注意しましょう。

野菜は量を守ってあげるのが大切です!!

同じ野菜をあげ続けない!

同じ種類の野菜を毎日あげ続けると栄養が偏ってしまい、肥満や尿結石などのリスクが高まります。

ニンジンやサツマイモの次は小松菜や水菜にするなど、根菜と葉もの野菜を交互にあげてバランスをとりましょう。

毎日同じ野菜じゃ飽きちゃうぞ!

水洗いしてしっかり拭く

野菜をあげる前に水洗いをして土や農薬をしっかり落としてあげましょう。

水洗いした後はキッチンペーパーなどを使ってしっかり水気を拭き取ることも重要です。

ただでさえ水分が多い野菜に余計な水分がついていると下痢の原因になってしまいます。

菌が繁殖して傷みも早くなるので衛生的にもよくありません!!

常に鮮度に気を付ける

水分を多く含んでいる野菜ほど鮮度劣化が早く、特に春、夏の温かい時期は傷みやすくなります。

水分量が多いキャベツや水菜は特に注意が必要です。

後で食べるためにハムスターが野菜を隠すことがあるので見逃さないように。

お腹が痛いよ~!隠してた野菜が腐ってたのかも!

ケージのすみや食器の下を確認して古い野菜があったら次の日には掃除してあげましょう!!

食べ合わせにも気を配る

ペレットフード以外のおやつをあげる場合は、食べ合わせに注意しましょう。

カルシウムを多く含む「煮干し・チーズ」と「小松菜・オクラ」の組合せでは、尿路結石のリスクが高まってしまいます。

煮干しやチーズをあげる場合は、カルシウムの少ないキャベツや水菜がおすすめです。

ハムスターの栄養が偏らないような組み合わせを意識!

ハムスターにあげてはいけない野菜

野菜にはハムスターが少しの量を食べただけで死に至る危険なものが多くあります。

■ハムスターにあげてはいけない野菜

  • ネギ類
  • ニラ
  • らっきょう
  • 唐辛子
  • ニンニク
  • アロエ
  • 銀杏
  • ジャガイモの芽・皮
  • レンコン
  • アボカド
  • アスパラガス
  • ゴボウ
  • 未完熟のトマト

これを食べたら体調を崩してしまうかも!?

ネギ類、ニラ、らっきょう、ニンニクは貧血や下痢、発熱の症状がでて少量でも危険です。

ジャガイモの芽・皮や未完熟のトマトの青い部分は中毒を引き起こし生死に関わりますし、アボカドやアスパラガス、ゴボウなどが危険なことは意外と知られていません。

観葉植物のアロエは、葉がケージ内に入らないよう置き場所に注意しましょう。

意図せずハムスターが脱走した時に、危険な野菜を食べてしまう事故につながります。
脱走には十分に注意し、危険な野菜は冷蔵庫やケースに保管して万が一に備えましょう。

まとめ:ハムスターが食べられる野菜は量を守って毎日あげよう!

今回は、ハムスターが安心して食べられる野菜と絶対に与えてはいけない野菜を紹介しました。

本記事で紹介したハムスターが食べられる野菜をおさらいしておきましょう。

■ハムスターが食べられる野菜11種

  1. ニンジン
  2. カボチャ
  3. トウモロコシ
  4. ブロッコリー
  5. キャベツ
  6. サツマイモ
  7. パセリ
  8. オクラ
  9. 小松菜
  10. 水菜
  11. 豆苗

生であげたり茹でることでより野菜の栄養を効率よく摂ることができます。

ペレットフードや他のおやつとの食べ合わせも工夫できれば完璧です!

あなたのおうちのハムスターが少しでも健康で長生きできるように、正しい与え方で適切な栄養分を摂取させてあげましょう!

これであなたもベジタブルマイスター!!

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