あなたにとって、犬とはどんな存在でしょうか。飼い主たちは家族の一員として考えている方が多いでしょう。
しかし、人間も人と合う、合わないがあるように、犬にも家族の中で合う人、合わない人を見極めています。
犬は言葉を喋らないので、飼い主はどのように判断すればいいのかわからないですよね…
そんな犬たちは行動で好き嫌いを示します。犬の行動を見れば好まれているかをある程度予測をたてることができるのです。
今回は、犬が家族の中で好きな人にどんな行動を示すのかをしっかりと解説していきますので、愛犬に好かれるための行動を理解して試してください!!
- 犬の順位付けの実態
- 犬が好きな人に見せる行動
- 犬が好きになる人の特徴
じゅ、順位付けなんてしないよ・・・笑
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犬は順位付けをするのか?
よく犬は家族に順位を付けていると言われることがありますが、実際に犬は順位を付けているということはありません。厳密には、順位付けというよりかは好き嫌いの好みです。
人間同士も相性があるのと一緒です!
順位付けされているのではないかと考えられてきた一番の理由は、犬の祖先であるオオカミが階層構造であると考えられているからです。
オオカミは階級が高いものが良い食料を食すことができ、良い場所で生活することができる。つまり、優先順位やリーダーが決まっています。
この順位付けの習性が犬にも備わっていると考えられていたことが影響しています。しかし実際のところペットとして飼育歴の長い犬に、順位付けの修正は限りなく低い言えます。
ほらね…!順位なんてつけてないよ!
犬が相手に対して態度が違う理由は?
前述で順位付けはしないということを説明しましたが、犬は家族1人1人に対して態度の違いが出てきます。
実際に犬がどのようなことを基準に態度を変えているのか。
それは、人から受けたことを覚えているのです。例えばいっぱい遊んでくれた、いつも一緒にいてくれる、散歩してくれるなどをずっと覚えています。
受けた行動で家族や相手への信頼感が生まれて、態度に違いが出て来るというわけです。
ずっと一緒にいてくれる人は大好きです!
犬が好きな人に見せる行動5選!
犬が好きな人に見せる行動はいくつかあります。
犬の行動を見ていれば明らかに違う態度を示しますので、いくつか紹介していきます。
こんな行動をとる子が多いです!
お腹を見せる仕草
お腹を見せる行動は、よく聞くのが服従を表していると言われていますよね。
もちろん、服従のサインというのはありますが、好きな人に対しての行動としては甘えている、信頼しているなどの愛情表現という考えが強いです。
撫でてほしいです🐶
例えば、好きな人がリビングなどで休んでいる時にお腹を見せてきていれば甘えてきていると考えることができます。
その行動は好きな人に対して安心している、信頼しているということになります。
お腹を見せてくれるのめっちゃ可愛いですよね!!
尻尾を振って近づいてくる
わんちゃんに近づいたり、帰宅した時など、尻尾を振って近づいてきてくれる子もいると思います。
尻尾を振っているのは、好きな人に見せる行動です。しかし、尻尾を振る行動の中には、好きという感情以外の可能性も十分に考えられます。
何気ない仕草ですが、尻尾を振る行動には様々な感情が表されているんです。
僕も気づいてなかったです…
大きく尻尾を振る
大きく尻尾を振る行動はあなたに対して、大好きという気持ちを表す愛情表現であることが多いです。
嬉しさから、興奮している仕草です。
出先からお家に帰った時とかに多いですね!
素早く尻尾を振る
素早く尻尾を振る行動には、喜びと警戒との二つの感情が含まれています。
ご飯をもらって嬉しいなどという感情の反面、警戒している場合もありますので注意が必要です。
表情やその場の雰囲気から察してあげてください!
水平に尻尾を振る
水平に尻尾を振っている行動は、警戒を表しています。
とくに尻尾を左右にゆっくりと振っている時は、かなり警戒しているので注意が必要です。
散歩で見知らぬお友達に会った時とかですかね…
小さく尻尾を振る
尻尾を小さく振る行動は、犬のコミュニケーションを表しています。
犬の名前などを呼ぶと小さく尻尾を振って近寄って来る姿をよく見ますよね。
この行動は、名前を呼ばれて返事をしたり挨拶をしている行動と言えます。
尻尾を振る行動でも感情に違いが結構あります!
気を付けて観察してみてください。
そ、そんな違いなんてないですもん…!
口の周りを舐めてくる
飼い主とのスキンシップで口の周りを舐めている行動を良く見ますよね。この行動は相手に対しての信頼やご飯をねだっている様子を意味することが多いです。
祖先であるオオカミは空腹になると母親の口元を舐めてご飯を求めていたそうです。このことが、犬に受け継がれて信頼している相手の口元を舐めてアピールしているのでしょう。
顔ベタベタにされますよね…笑
甘噛みをしてくる
犬が甘噛みしてくることは良くあります。好きな人に対する甘噛みは、かまって欲しいや遊んで欲しいのサインです。
この時穏やかな顔で甘噛みしていれば甘えてきている行動と言えますが、気を付けたいのは犬がストレスや歯がかゆいなどでも甘噛みをしてきます。
必ずしも甘えてきている行動とはいえないので、様子を注意しながらみて、異変を感じたら病院に連れて行ってあげてくださいね。
常日頃、様子を注視することが大切です!
近くでゆっくりと寝ている
犬が近くでゆっくり寝ているというのは信頼している証拠といえます。動物は、野生ではいつ外敵に襲われるかわかりません。
そのような習性がある犬が人のそばでゆっくりと寝るというのは、今ある環境にかなり安心しており、そばで寝ていても安全だと感じているからです。
そこまでの信頼関係が生まれれば、かなり信頼してくれてるといえますよ。
ちょっと怖い時はケージで寝たりすることもありまけどね…
犬との信頼関係を築くための方法3選
普通に犬と生活しているだけでも、徐々に信頼関係は構築されていきますが、意識的に何かを変えてあげる方が、より早く信頼されます。
ではどんな行動をしていくのが良いのでしょうか?
ここで、良好な信頼関係を築くためのポイントを説明していきます。
こんなことしてくれたら嬉しいなぁ
コミュニケーションをたくさん取る
一番大切なのはコミュニケーションをたくさん取ることです。これが信頼関係を築く一番当たり前で、簡単な方法です。
- 撫でてあげる
- 話しかける
- 褒める
人間とのコミュニケーションと同じように、犬にも好意的に接するようにしましょう。自分から歩み寄っていくことで犬もその行動に答えてくれるはずです。
過度な接し方はNG!
一緒に遊んであげる
犬は、リードやゲージなどある程度拘束されている場合が多く、ストレスがたまることが多いです。
そんな時に、散歩に連れて行ってあげたり、広い公園などで思いっきり遊ばせてあげるなどすると犬との信頼関係も生まれてきます。適度に、ストレス解消させてあげるようにしましょう。
- ボールを投げてあげる
- 散歩・一緒に走る
- 何かできたら褒める
沢山遊んでほしいです!
犬を叱らない
犬は叱らないことが大切です。犬と生活していれば、犬が粗相をすることもあるので叱らなければいけないことも出てきます。
しかし、犬も大きな声で怒られたり叩かれたりすればおびえてしまいます。たとえ怒らなければいけないことがあっても、過度な表現は厳禁です!
犬も性格がありますので、褒める、叱るのバランスを上手に取ることが信頼関係を築くポイントです。
どちらかというとダメなことを改善できたらおもっきり褒めてあげよう!
家族の中で一番好きな人になる方法3選
さらに信頼関係を築くためには犬に好まれる接し方をする必要があります!
好まれる接し方をご紹介していきます!
こんなことしてもらえたら嬉しいです…!
犬にいつも優しく話しかける
犬も人間と同様にある程度の感情を読み取ってくれる生き物です。とはいえ言葉自体を完全に理解することは難しいので、雰囲気で伝えてあげることが大切です。
犬に話しかける時は、笑顔で優しい口調で話しあげてください!表情も理解してくれる子がいるので、雰囲気を伝えてあげることが何よりも大切です。
犬は言葉をしゃべることができないので、その分あなたの感情や仕草をよく見ています。犬と良好な関係を築くために優しい口調を心がけましょう。
何となく怒ってないのがわかります!
必要以上に構いすぎない
結構よくある嫌われるパターンです。飼い主にとっては、犬はわが子のように可愛く必要以上にベタベタしてしまうと思います。
自分もたまに無駄に絡んでしまいます笑
犬にもゆっくりしたい時はあります。犬はゆっくりしたいときに急に構いすぎると、鬱陶しがられることもあります。人間関係と同じで適度な距離感を保つことが、良好な関係を築くポイントです。
眠い時は寝かしてほしいです!
落ち着いた態度を心がける
犬は落ち着いている相手を好みます。
犬はしゃべらない分、相手の落ち着かない行動やテンションの高さに困惑してしまいます。
落ち着かない人に対しては警戒心が強くなってしまいますので、犬と接する時には落ち着いた行動を心がけましょう。
犬と良好な関係を築くための部屋づくり
犬と良好な関係で過ごすためには住環境がとても重要です。
住みやすい環境を作ってあげることが、犬が落ち着いた性格に育ってくれるポイントにもなります。
ここでは、簡単にできる犬と良好な関係を築くための環境づくりを紹介していきます。
危険な場所に仕切りを付ける
犬は自由奔放に家の中を動き回ります。
しかし、たとえ家の中でも危険な場所は存在しますよね。キッチンであれば火を使っていたり、階段なども転落する可能性があります。
犬に「危険な場所だよ」と認識させるためにもゲートなどで仕切るようにしましょう。
玄関や道路から遠い場所に置く
犬はとても警戒心の強い動物です。
他人が来客したりすると、飼い主に吠えて知らせてくれますよね。こうした行動から玄関や道路に近い場合は犬にとって刺激が強いです。
犬を落ち着いた環境で過ごさせるには、こうした刺激を避けるようにしましょう。
整理整頓をする
犬はいろんなものに興味を持ち遊びます。
例えば、子供のおもちゃやアクセサリーなど小さいものはとくに犬の誤飲を招く可能性が高いです。
触れられたくないものは、そのままにして置かないで犬の手の届かない場所に整理して安全な部屋作りを心がけましょう。
まとめ:犬は順位付けする!?家族の中で一番好きな人の判断方法!
今回は家族の中で一番好きな人の判断方法について紹介しました!
犬が好きな人に対する行動は様々あり、細かい仕草で違いが出てきます。今回紹介した行動を参考にしていただき、愛犬と良好な関係が築けることを祈っております!!
沢山遊んでくれる人が好きです!
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