今回は、初めてハムスターを飼育される初心者の方向けに、「飼育しやすいハムスターの種類や飼育に必要なグッズ、ハムスターを迎えるのにかかる費用」などをご紹介します!!
ハムスターを含む20匹を超える齧歯類たちと生活する飼い主がこれまでの経験をフルに活用してハムスターの飼い方の記事を作成してみました!
この記事を読み切ると、ハムスターを始める上で必要なことが全部わかるので、ぜひ最後まで見ていってください👍
ハムスターを一緒に飼う?
ハムスターとは
ハムスターは、野生下では、地面に穴を掘って土の中で暮らす小動物。
夜になると巣穴から出てエサを探しに動き回ります。
その移動距離は、ひと晩で平均5〜20kmほどの距離を走ります!小さいけどハイパワーな生き物です。
ハムスターの特徴
みなさんはハムスターときいて、何を思い浮かべますか?小さい、可愛い、なつかない(笑)?
色々あると思いますが、私が考える「飼育する上で知っておきたい特徴」を3つご紹介します!
それぞれの特徴を知って、ぜひハムスター飼育に役立ててください👍
ハムスターといえば、「頬袋」!
ハムスターにとって頬袋は、巣穴まで食料や床材を持って帰るためのエコバッグ。
外敵に襲われないうちに、すばやく頬にある袋にエサを詰めて、颯爽と巣穴に帰ります。
詰め込みすぎて顔が変形し、とても愛らしい姿ではありますが、彼らにとっては生死に直結する時間。
とても集中しているので、飼育の際は、見つめすぎずそっとしてあげましょう。
仕事中だと思ってね♪
前歯が一生伸び続ける
ハムスターは、硬い木の実などを前歯で割って食べます。
そのため前歯が意図せず削れてしまうので、伸び続ける様な生体となりました。
硬いものをかじる際に前歯をすり減らす習性なので、前歯が伸びすぎない様に対策してあげる必要があります。
ハムスター飼育の際は、適度にかじれる木の実などを必ず入れておきましょう!
伸びすぎてしまって噛み合わせが悪くなったり、怪我を招いてしまうこともあります。
気温に合わせて体毛を変えられる
基本的には、春と秋に巣の外の気温に合わせて毛質を変化させます。なぜなら、暑さと寒さに超弱いから!温度管理が体調を左右します。
ハムスターの平均体温は38℃くらいですが、外気の温度差を敏感に感じ取り、人間で言うところの「衣替え」で、体調管理をしています。
ハムスター飼育の適正温度と湿度
暑さにも寒さにも弱いハムスター。
飼育する上で目安とされる基準値は下記の通りです。
- 【温度】20℃〜25℃
- 【湿度】40〜60%
注意したいのは、この基準値はケージの中の温度です。ケージの外の温度ではなく、ケージの中の温度を測れる環境を作ってあげるとハムスターも喜びます。
飼い主さんとハムスターが健康に過ごせそうな環境を作ってあげてください👍
ハムスターの種類
私の主観ではありますが、ペットショップで見かけることの多いハムスターの種類は下記の通りです!
- ゴールデンハムスター
- ジャンガリアンハムスター
- ロボロフスキーハムスター
- その他ハムスター
それぞれの種類によって寿命や適正温度も若干ですが変わってくるので、詳しくご紹介します!
ライフスタイルに合うハムスターを見極めましょう♪
少しでも長く一緒にいたいなぁ♪
初心者さんにおすすめのハムスター
ハムスター飼育をされる方の中には、はじめてのペットとして迎える方も多いと思います。
なのでまずは、はじめての方にとっても飼育しやすく、比較的なつく個体が多いハムスターを2種ご紹介します!
ただ前提までに理解しておいて欲しいことは↓
そう簡単に懐かない(そもそも懐く生き物ではない)
ハムスター等小動物は「懐く」という表現よりかは「慣れる」という表現が正しいです。
SNSで見るようなベタベタに慣れている子は本当に全体の数%で、基本的には期待しすぎない様にするべきです。
たとえ懐いてくれなかったとしても最後まで飼育してあげることが飼い主の勤めなので、もしそれが難しいと思うのであれば飼育はお勧めしません。
上記の前提を踏まえた上で、ハムスターの特徴と、種類を紹介してきます!!
ゴールデンハムスター
- 【寿命】2〜3年
- 【適正温度】22〜26℃
- 温厚な性格で人慣れしやすい
- 両手幅以上に成長。
- メスが大きくなる
- 単独生活を好むハムスター
温厚で人慣れしやすい性格の子が多く、
大きいサイズが好きな初心者さんに人気のハムスターです。
約15~20㎝くらいに成長するので、抱っこした時のなんとも言えない幸福感が毎回味わえます👍
ただし、なわばり意識が強いので、1ケージ1匹飼育が基本です!
また、ゴールデンハムスターの中でも、複数の種類(毛色が違うだけ)がいるので合わせて紹介します!
好みのゴールデンハムスターを見つけよう♪
人気品種①【キンクマハムスター】
- 【寿命】2.5〜3年(目安)
- 【適正温度】22〜26℃
黄色の毛、丸い茶耳がチャームポイント。通称「キンクマ」と呼ばれるゴールデンハムスターの一種類です。
基本的には温和な性格ですが、ゴールデンハムスターの中でも体が小さく視力も悪いため、神経質な一面も。
優しい声かけ、生活音に配慮した飼育をしましょう!
人気品種②【カラーハムスター】
- 【寿命】2.5〜3年(目安)
- 【適正温度】22〜26℃
さまざまなカラーバリエーションをもつハムスター。通称「カラーハムスター」です。
最もよく見かけるカラーは
- 茶色×白
- 全身真っ白もしくは真っ黒
- 白×黒
上記のカラーに追加して、長毛種や巻毛種もいるので、「自分だけのハムスター」という特徴を求めるかたにお勧めの種類です。
ゴールデンハムスターがおすすめな方
下記の3点いずれかに当てはまる方は、ゴールデンハムスター飼育がおすすめです!
- 抱っこやブラッシングなどスキンシップ重視の飼育がしたい方
- こまめなブラッシングや掃除が苦にならない
- 大きいサイズが好き
あくまでも、私の経験測による項目です。選ぶ際の参考としてご活用ください!
選んだ子に愛情を注ぎこもう!
ジャンガリアンハムスター
- 【寿命】2〜2.5年
- 【適正温度】20〜24℃
- 国内で最も人気の「手のひら」サイズ
- オスが大きくなる。
温和で人慣れしやすく、小さいサイズを希望される方に人気のハムスターです。
砂場に体をこすりつけて毛の汚れを落とす、「砂浴び」という毛づくろいが頻繁にみられる種類なので、ちょこまか動く姿を見て癒されている方も多いです。
また、ジャンガリアンハムスターの中でも、人気の品種が存在するので合わせてご紹介します!
好みのジャンガリアンハムスターを見つけよう♪
人気品種①:ブルー系
淡いグレーが青色に見えることがあるということでブルーサファイアと呼ばれています。
ほぼ通常種と変わらない姿ですが、ノーマルと比べて若干、優しく柔らかい色をしています。
淡い色のハムスターが好きな方に人気の品種です!
人気品種②:ホワイト系
全身が白く、パールのような輝きに見えることからパールドワーフハムスターとも呼ばれています!
体色は個体差が激しく、全身に薄いグレーラインがはいっている子が多いです。
女性からの人気が圧倒的に高いカラーで、根強いパールドワーフファンも存在します笑
人気カラー③:イエロー系
ジャンガリアンハムスターの中でも比較的、珍しい品種です。
プリンのような黄色い体色から、プディングハムスターとも呼ばれています。
小動物専門店での購入よりも、イベントやブリーダーからの購入が主流のハムスターです。
【ジャンガリアンハムスターがおすすめな方】
下記の2点いずれかに当てはまる方は、ジャンガリアンハムスター飼育がおすすめです!
- 手のひらサイズのハムスターが好き
- 必要最低限の触れ合いを希望
あくまでも、私の経験測による項目です。選ぶ際の参考としてご活用ください!
好きになった子が1番だよ!
初心者向けではないハムスター
ここで紹介するハムスターは、最後まで触れられず、慣れることなく寿命を迎えることが多いです。あくまで観賞用として接することができる方にお勧めの種類です。
極端に臆病だったり、咬みつかれたり、ケージ掃除もさせてくれない可能性も全然あります笑
ちなみに我が家にもこれから紹介するロボロフスキーハムスターがいますが、めちゃくちゃビビリで触ることもできません。笑
全てのハムスターが絶対こうなる!ということではありませんが、飼育したい場合は、自己責任で情報の取捨選択をお願いします。
ロボロフスキーハムスター
- 【寿命】2〜3年
- 【適正温度】24〜27℃
- 警戒心が非常に高く、触れ合い飼育に不向き
- ペットハムスターの中では随一の運動能力
- 獣医師も取り扱いに警戒するレベル
- ペットショップでも観賞用として飼育してくださいと言われるレベル
我が家で飼育するハムスターも、このロボロフスキーハムスターです。
全く人慣れないしないですし、触らせてくれないですし、うちでも観賞用です。
それでも、可愛いし癒されています。飼育(鑑賞)動画もあるので、参考までに!
【ハムスター】運動後は絶対一緒に眠るしらたまとだいふくが可愛すぎるw【ロボロフスキーハムスター】
キャンベルハムスター
- 【寿命】2〜3年
- 【適正温度】18〜25℃
- 気性が荒く野生的な性格の子が多め
- 咬む力が強い
- 外見上はジャンガリアンハムスター
ケージの中に手を入れたら、威嚇や咬まれることを覚悟の上での飼育です。
ただ、生体によっては慣れさせることができた例も見かけます。
愛情を持って根気強く接すれば幸せな瞬間が訪れる・・・かもしれません・・
ハムスター飼育に必要なもの
気になるハムスターは見つかりましたか?
理想の子が見つかれば、次は飼育用品の知識をつけましょう!
安心してハムスター飼育ができるように日々勉強です笑
これから紹介する飼育用品を、お迎えする子の性格を考慮して飼い主さんがカスタムして楽しんでいただければ嬉しいです!
僕のお家はどこですか〜!!
ケージ
「奥行きと広さ」のあるケージを重視しましょう!
これまで数十匹の生き物を買ってきた自分がお勧めしたいケージは下記の商品一択です笑
ただあくまで、主観によるところが大きいので、飼い主の自己責任で、ビビッとくるものを選んであげると良いと思います!
どんな種類のケージがあるのか、下記にまとめていきます!
衣装ケース
皆さんも使用されているであろう衣装ケース。実はハムスターの飼育ケージとしても優秀なコスパを発揮します!
サイズ展開が豊富なので、お迎えするハムスターの体格に合わせたケージが選びやすいです。我が家でも実際に衣装ケースを利用している小動物が多いくらいで、飼育歴が長い人からも愛用されています!
丁度いい高さと、ゆとりある空間の中で広々とハムスターが生活できる環境がつくれるのがお勧めのポイント。
プラケース
ハムスター専用のプラケースもありますが、昆虫用の虫取りかごで知られるケースも使用できます。
ただ、ゴールデンハムスターには狭すぎる空間ですので体格に合っているかはよく確認しましょう。
私としては、メインケージを掃除する時の待機場所として、動物病院に行く時のキャリー用など
臨時外出用のケースとして用意することをオススメします!
ガラス水槽
ガラス製なので見た目も美しく、写真や動画撮影といった鑑賞を重視したい方には最適です。
さまざまなサイズが販売されていますが、大きくなればなるほど重くなり、掃除の難易度も飼い主さんの負担も大きくなるため、力のある男性向けのケースです。
また、蓋も用意しないと脱走されるため、意外と高くつくケース。笑
購入したい場合は、「重さ」「割れる危険性」「設置場所」を購入前に十分に調べて検討しておきましょう!
金網ケージ
強度もあって軽く、風通しも良いので湿気対策には申し分ないケージです。
ただし、デメリットも大きいことを把握しておきましょう。
- 金網をかじって歯をいためてしまう
- 高さのあるケージだとよじ登って転落して骨折する可能性がある
- 床の金網に爪が引っかかったり、足が入り込んでしまって負傷する可能性もある
これらのデメリットを知った上で、怪我をしない工夫を維持できるのであれば金網ケージもありだと思います👍
ただ、私はお勧めしないので、こちらでの商品紹介は控えさせてもらいます🙇♀️
巣箱
土の中で生活するハムスターにとって、身を隠せる場所は必要不可欠です。
また、巣材やフードを溜め込む場所でもあります。
- 体長の3倍くらいの底面積サイズのもの
- カビの生えにくい陶器製のもの
理想はこう言った素材のものですが、定期的な点検掃除と、ハムスターがソワソワしていなければOKです👍
フード(与えるタイミングや頻度と保存方法)
では実際にハムスターをお迎えする場合
適切なフードの量と時間がどのくらいなのか気になりますよね。
フードによって変わるので、あくまでも平均値的な数値ですが、一般的に動物病院から知らされている1日分の目安は下記の通りです。
1日分量(目安)= 体重の5〜10%
実際にフードを消化するのは、ハムスターの体よりもさらに小さい臓器たち。
この目安と、フードパッケージの裏に記載されている「適正容量」を見て与えようとしている分量を確認しましょう!
それでは、フードの準備から保存方法までを3ステップでご紹介します。
- 同じ時間帯にケージへ入れる。時間は大体でOK。(ハムスターのストレスが少なくなります。)
- ハムスターは、先に脂肪分の多いひまわりの種、甘いものを食べてしまう
- 先にペレットだけのお皿を置いておくなど工夫して、栄養バランスを整える
- 初めての飼育の場合はまず主食のペレットのみを3ヶ月ほど続けてみる
- 乾燥剤を入れる
- 密封できる容器を選ぶ
- 冷蔵庫の場合は湿気がこもらないよう、さらに工夫する
- 6ヶ月以内に使い切る
給水ボトル
ハムスターには、毎日新鮮な飲み水が必要です。
なので、こまめな水交換・清潔な状態が基本であり、毎日水を新しいものに取り替えてあげる必要があります。
給水機には、ボトルタイプのものと、お皿タイプのものが存在しますが、私は以下のメリットからずっと給水ボトルを使用しています。
- 排泄物による汚染リスクが少なく衛生的に使える
- 透明なので残量が見やすく健康管理もしやすい
- 取り外しやすく洗いやすい
赤ちゃんからお皿タイプでしか水が飲めない子以外の場合は基本的にボトルタイプのものを使う方が、病気等のリスクを避けることができます。
また、給水機の先は週1回ペースの殺菌がおすすめです!きれいにしすぎると、ハムスターは自分の臭いが消えるので逆にソワソワしちゃいます!
回し車
ハムスターの運動不足を予防し、ストレス解消効果も期待できる重要なアイテムです。
適正な直径サイズを見定めて、必ず用意しましょう!
ゴールデンハムスターは、約21cm(目安)その他ハムスターは、約15cm(目安)
【サイズが小さい場合の特徴】
- ハムスターが顔を下に向けて背中を丸めながら走っている
【サイズが大きい場合の特徴】
- ハムスターごと回って外に吹き飛ぶ
サイズが合っていない滑車は、背骨を痛めて運動できなくなったり、最悪の場合は即死につながることもあります…
ハムスターの健康のための適正サイズを用意しましょう!
健康第一で運動したいよぉ〜
床材
ケージの底に敷くクッション材です。ハムスターは穴を掘るのが好きなので、3cmくらいに敷いてあげましょう。
爪が引っかかる心配も抑えたい場合は
- ウッドチップ
- 短くカットされた牧草
- ポプラ(広葉樹)チップ
飼い主さん自身も含めてアレルギーが心配な場合は
- 獣医師推奨のペーパーチップ
がおすすめです👍
スギやマツなどの針葉樹と言われるチップはアレルギーを起こすことがあるので、使用の際は要注意!
トイレ
ハムスターは隅っこに排泄するので、設置は四隅のどこかに1つ置きましょう。
毎日掃除をする必要はありません!
ハムスターは自分の臭いが消えてしまうと、落ち着かなくなって逆にストレスに。
なので、ケージも含めて2日に1回ペースで大丈夫です!
💩溜まりすぎは嫌やで?
温度計・湿度計
必ず2つ(人間用とハムスター用)を準備します。
- 人が立っている時に感じる温度
- ハムスターが生活するケージ内の温度
この2つの温度には、必ず差が出ます。
比較することで、ハムスターと飼い主さんが暮らす上での快適温度を知ることができますし、管理もしやすくなりますよ👍
ヒーター類
ハムスターは、15℃以下になると凍死してしまう危険性があるので、防寒アイテムとして活用されています。
エアコンを使用しない飼育スタンスの方は必携アイテムになりますが、選ぶ際には
ケージ全体を一定に温められるもの
を必ず選びましょう!
面積の小さいスポットタイプは、巣箱の外との温度差が激しくなり、低温やけどになりやすいので要注意です!
全部あったかい場所がいいなぁ〜
エアコン
最もハムスターの快適性も安全性も確保できる温度管理の方法はエアコンだと感じています。
<エアコンのメリット>
- 温度を一定にできる
- タイマーなど柔軟な設定ができる
- 使用環境によっては外出先から温度設定を変えられる
自宅の不在時間が長くても、安心・安全な方法でハムスターを飼育したいと考えて、私はエアコンにしています!
ストレスのない飼育が大事!
体重計
定期的に体重を測ることは健康管理で重要です!
必ず用意して、週1回でもいいので計測を習慣化しましょう。
1g単位で測れるデジタルキッチンスケールが便利でオススメです♪
砂浴び用容器・砂
砂浴びとは、細かい砂を体にこすりつけることで毛並みを整え、汚れを落とす行為です。
特にジャンガリアンハムスターは、よく砂浴びをします!くるくる回って砂をこすりつける姿、可愛いですよ〜♪
【使える砂】
- 小鳥用の焼砂
- ハムスター・プレーリードッグ用の砂
色々試して、最適な砂を見つけましょう!
ハムスターとのふれあい方
お迎えしたら、手に乗せて撫でたい!部屋を探検させたい!心配でケージの前でずっと見つめていたい・・・
誰しも、そう思うことがあるはず。しかしながら、お迎えしてすぐは「ハムスターを環境に慣らす」ことに集中しなければなりません。
その集中ステップを2つ紹介します!
- 人の動き・声・部屋の様子などに敏感かつ警戒する状態のため静かに、触れようとせず、エサやりなどをこなしましょう
- ケージ内にハムスターの臭いをつけさせて、安全な場所だと認識させてあげましょう。
このステップを継続すると、
- ご飯の時間になるとケージ前に出てくる
- 指の臭いを嗅いでくれたり
- ご飯を手渡しで受け取る
といったアクションがハムスターから出てくるようになります!
そうしたら、優しく名前を呼んでケージ内の床に手を置いてみましょう♪
触れ合いは、床に手を置いてから
ハムスターの値段と初期費用
用意しておくべきアイテムも準備できたら
お気に入りのハムスターを販売しているお店
や初期費用を考えてみましょう!
早く会いたいなぁーっ
ハムスターの値段
ハムスターの値段の相場は
800円〜4000円です。
犬猫と比べるとだいぶ敷居が低くはありますが、この相場よりも価格が低すぎる場合は要注意!
特にペットショップでは、ハムスターをセール価格として販売をよく見かけます。その理由には「病歴がある」、「人慣れしていない」など、飼育の難易度が高い個体が多いのも事実です。
安いから買ってみたけど思ってたのと違う…
ということにならないように、価格だけで判断しないお迎えの準備をしましょう!
ハムスター飼育の初期費用
前述した必要飼育アイテムを購入する場合は
約1万円が目安です。
最低1万円あれば初期装備としては問題なく飼育できます👍
よくある飼育希望としては
- とにかく低予算で安全第一がいい
- フードはいいものを用意したい
- ケージレイアウトはこだわりたい
といった声をよく聞きますが、いずれにしても、まずはハムスターの安全が確保できるアイテムを購入して、ハムスターの様子を見ながらアイテムを足していくことをおすすめします!
ハムスターはどこでお迎えできる?
お迎えする方法は、大きく分けて下記の3つになるかなと思います。
- ペットショップ
- ブリーダー
- イベント販売会
それぞれのメリット・デメリットと、お迎えする際のポイントを解説します!
ペットショップ
ペットショップで選ぶ際のポイントは
実際に触って、複数店舗を比較すること
ネットでお店の評判などを調べてからお店へ向かうと、ネットの写真も店員さんの態度も全て違うことがあります。
大切な命をお迎えするわけですから、
- 店内の清潔感
- 店員さんの清潔感
- 商品数の豊富さ
これらを大前提として、飼育している店員さんにハムスターの性格や食べ物の好き嫌いなどを聞き出したり、こまめに顔を出して覚えてもらうと、より良い個体に出会えるチャンスが高まります!
ハムスターの道は1日にしてならず!
ペットショップのメリット
- 商品数が充実してすぐ買える
- すぐ見に行けて、すぐお迎えできる
- 動物病院が併設している場合、万一の時も対応可能
ショッピングモールの中などに出店していることが多く、買い物ついでに立ち寄れる気軽さが魅力です。
他にも、イオンなどの大手ペットショップでの購入は、クレジットカードのポイント付与率が高くなることがあります。
メインカードに合わせて購入店舗を決めるのもひとつの手段です👍
ペットショップのデメリット
- 商品入荷と人員の入れ替わりが激しく安定しない(=飼育環境が悪くなりがち)
- 店員の当たり外れも大きく、良い店員さんは早期退職・異動しがち。
- 獣医師とハムスターの相性が悪いと逆にストレス
残念ながら、飼育環境がよくないペットショップが多いのは事実です…
ててとしては、大手になればなるほど、人材をローテーションさせて店員さんの業務の幅も広い。だから全てが浅く広くなる。という印象が強いです。
素晴らしい店員さんに出会えても、1年後には異動もしくは退職…ということは珍しくないので、お迎えの際は困った時にすぐ質問できるように、店員さんだけじゃなく「お店」と仲良くしておくことをおすすめします!
ブリーダー
ブリーダーという単語、初めて聞く方もいらっしゃると思います。
ブリーダーは、犬・猫などを対象にすることが多い職業で
ペットとして販売される動物の血統などを考えて、遺伝的な病気が極力抑えられるように健康な動物を繁殖させる専門職です!
ハムスターならハムスター専門の深い知識を持ち、少しでも長く生きられる個体を生み出そうとしています。
ブリーダーのメリット
- 欲しい毛色、種類がお迎えできる可能性が高い
- 専門知識が豊富なので、質問に対する答えも的確
- 繁殖についての相談がしやすい
ブリーダーには、専門的な知識と飼育経験があります。
獣医師が生と死を司る専門職であるのなら、ブリーダーは生のプロフェッショナルです。
近年では、民間の専門資格や販売する条件の規制も強くなったので悪徳な業者は少なくなってきたとも言われています。
ブリーダーのデメリット
- 販売価格が高い
- 人気のブリーダーは予約すらできないことがある
- 居住地が合わないと購入できない
ブリーダーのほとんどの方は副業で生活しているため、隙間時間と休日を使って自宅などで活動しています。
ブリーダーだけで生活している方は、実績も知識も獣医師に負けないくらいのレベルなので、新規購入を受け付けていないことも。
たまにイベント販売会に出店する時には、お宝レベルで大行列ができます…!
イベント販売会
イベント販売会とは、いわゆるフリーマケットやバザーの動物バージョンです。
動物を販売する時は、第一種動物取扱業という資格を持っていないと販売できないのですが
その資格を持っている全国の事業者たちだけが集まり、各地で販売会を行うイベントです!
イベント販売会のメリット
- ペットショップよりも低価格で購入できる
- 基本的に大人しく、飼いやすい性格の子が集められている
- ハムスター柄のバッグなど飼育用品以外のデザイン商品も見れる
出店者はペットショップやブリーダー、個人飼育者など実にさまざま。
こうした色んな職種の人に1度のイベントで出会えることは、動物業界を知る意味でも勉強になると思います!
飼育もしやすい子が多いので、会場と居住地さえ合えば絶好のチャンスです👍✨
イベント販売会のデメリット
- 露店スタイルなので、人が多いと聞きたい事をじっくり聞けない
- 会計でクレジットが使えない場合がある
- 購入意思のある人がほとんどなので、人気種は争奪戦
- 商品の誘惑で財布のヒモが緩みがち
目玉商品の人気種などは、ほぼほぼ会場オープンと同時に販売されることが多いので
タイムスケジュール管理と計画性が甘いと希望の商品が全部売り切れ…なんてことは普通にあります。
1度しかないお祭り感とイベント価格のお得感で欲しい商品を勢いで買ってしまうこともあるので、ご利用は計画的に。。
どんな子を選ぶべき?
オススメは、生後3ヶ月前後の子を迎えることです。
ハムスターは、3ヶ月程度で人間の言うところの成人状態となります。
それよりも若い子は、病気にかかりやすかったり、突然死んだりするケースもあります。
かといって、長期間ペットショップにいた子は、性格が確立して懐きづらい可能性が高い。
なので、3ヶ月程度で健康的かつ人慣れしているハムスターを基準にして選んでみましょう!
ハムスターの選び方についての記事もぜひ参考にしてみてください👍
まとめ:ハムスターの飼い方
飼育しやすく、入手もしやすいハムスター。
他の生き物と比べると寿命は短いですが、私たち人間と等しく1つの命です。
命をお迎えする以上は、しっかりとハムスターのことを理解して、健康的で快適な生活を送らせてあげましょう♪
もし、不安な事や心配な事があれば公式ラインや、YouTubeのライブで無料相談を受け付けています!お気軽にご相談ください♪