カテゴリ
てて
WEBメディア運用担当
当メディアの責任者のててです。ペットとの暮らしにちょっとした"安心感"を与えられるように情報の発信に勤めています。愛犬家&アフリカヤマネオタクです!

【要注意】ハムスターはさつまいもを食べられる?5つの注意点を解説

ハムスター

さつまいも、食べたいな〜〜!

てて

ハムスターはさつまいもを食べれますよ!

ハムスターにさつまいもを食べさせたい!と思った時

「さつまいもは生のままで食べさせていいのかな?」
「焼き芋は?」
「皮は大丈夫?どのくらい与えていいの?・・・」

など色々と気になりますよね。

実はさつまいもを与える際には、知っておくべき点がいくつかあります。

今回は、さつまいもをハムスターに与える際の注意点や適量、焼き芋やふかし芋などの与え方について解説しています。

この記事を読むと、ハムスターにさつまいもを与える際の大事なポイントがわかりますので、ぜひ最後まで読んで、ハムスターにさつまいもを安全に与えられるようになりましょう!

目次

ハムスターはさつまいもを食べられる!皮は注意!

ハムスターは、さつまいもを食べられます生のさつまいもや加熱した、ふかし芋、焼き芋などもOKです!

しかし、皮などには、気をつけるべきポイントもあるので要注意です。

ここからは、

  • さつまいもの栄養と健康への効果
  • さつまいもの皮は食べさせても大丈夫か?

について注意点も含めて解説していきます。

さつまいもの栄養とハムスターへの健康効果

さつまいもは実にも皮にもたくさんの栄養が含まれており、おいしいだけでなくハムスターの健康にも役に立つ野菜です。

主な成分は炭水化物ですが、食物繊維が多く含まれビタミン、ミネラルも豊富です。

てて

さつまいもには、栄養がいっぱい!

含まれている栄養成分と、その効果、メリットを見てみましょう。

栄養素効果・メリット
炭水化物さつまいもの主成分。脳や体のエネルギー源となる。
β-カロテン免疫力をUPさせ、皮膚や粘膜を保護する
ビタミンC体や血管の老化を防ぐ抗酸化作用がある
カリウム血圧が上がるのを抑制し、むくみの解消に効果がある
セルロース便秘の予防など整腸効果や血糖値の上昇を抑える
ヤラピン☆さつまいも特有の栄養素で、便秘を解消する

☆生のさつまいもを切ると白い液が出てきますが、これがヤラピンです。
便秘解消などに効果がありますが、下痢を引き起こしてしまう可能性があります。

また、さつまいもは野菜の中でも高カロリーです。

欲しがるだけ与えていたら、あっという間に肥満になってしまいますので、与えすぎには要注意です!

ハムスターはさつまいもの皮も食べられるが注意!

ハムスターはさつまいもの皮も食べることができますが注意が必要です。

実にはない抗酸化作用のある栄養素も含まれていますが、皮の下には下痢の原因にもなるヤラピンが豊富に含まれています。

てて

ヤラピン怖い。。

ヤラピンは熱にも強いので、焼いたりふかしたりしてもなくなることはありません。

そのため、ハムスターに与えるときは下準備として水に十分さらすなど、ヤラピンを除去する必要があります。

ヤラピンの除去法については、次章「ハムスターにさつまいもを与える際の5つの注意点」で詳しく解説していきます。

また、皮の「焦げ」には発がん性の物質が含まれていると言われており、小動物が焦げを大量摂取するとがん細胞が発生するという実験結果もあります。

ハムスターにさつまいもを与えるときは、皮の焦げた部分は取るか、皮は与えない方が良いでしょう。

ハムスターにさつまいもを与える際の注意点5つ

ここからは、ハムスターにさつまいもを与える際に注意すべき点について解説していきます。

ハムスターにさつまいもを与える際に注意すべき点は以下の5つです。

ハムスターにさつまいもを与える際の注意点5つ

  1. さつまいもは水にさらしてヤラピンを除去する
  2. 水にさらした後は、水分をしっかり拭き取る
  3. 味付けしたさつまいもは与えない
  4. さつまいもの与えすぎに注意!
  5. 食べ残したさつまいもは、すぐに処分する

特に、ヤラピンを極力排除して下痢を起こさないようにすることは大切です!ヤラピンを除去するための方法についても詳しく説明していきます。

大事なポイントなので、ぜひ頭に入れておいてくださいね!

さつまいもは水にさらしてヤラピンを除去する

ハムスターにさつまいもを与えるときには、下痢の原因となるヤラピンを除去するためにしっかり水にさらしましょう

小さく切ってから水に入れ、水が濁ってきたら取り替えながら5分~15分ぐらいさらすことでヤラピンを除去することができます。

ヤラピンは熱には強く、加熱しても除去することはできません。

加熱が必要な「ふかし芋」や「さつまいもチップス」を作る際にも、十分に水にさらしたさつまいもを使って作るようにしましょう。

てて

水にさらしてから与えることが大切!!

水にさらした後は、水分をしっかり拭き取る

さつまいもを与えるときは、水にさらした後にキッチンペーパーなどで十分水分を拭きとってから与えるようにしましょう。

水分のとりすぎもハムスターが下痢を起こす原因の一つとなります。

特にさつまいもを生で与える場合には注意が必要です。

しっかりと周りについた水を拭き取って与えるようにしましょう!

てて

水も拭き取ってくれ〜〜

味付けしたさつまいもは与えない

味付けされたさつまいもは、ハムスターには塩分過多で健康を害する恐れもあるので与えてはいけません。

ハムスターの小さな体には、たとえ少量の調味料でもハムスターにとっては有害です。

与えるさつまいもは、必ず味付けされていないものを与えようにしてください。

ハムスター用のさつまいものおやつもあるので、心配な方はそちらを利用してあげましょう!

さつまいもの与えすぎに注意!

さつまいもの食べすぎは、肥満や腎臓障害にもつながりますので、与えすぎには注意しましょう。

さつまいもは野菜の中でも特にカロリーが高く、ハムスターなど体の小さな動物は食べすぎるとすぐ肥満になってしまいます。

また豊富に含まれているカリウムは、過剰に摂取すると腎臓障害を起こすこともあるでしょう。

てて

食べたいけど、がまん!!

さつまいもは栄養豊富な上に甘くておいしいく、ハムスターも喜んで食べてくれる野菜です。

でも、もっとちょうだい、と欲しがっても与えすぎはいけません!

あくまでもおやつとして、適量を与えるように気を付けましょう。

ハムスターに与えるさつまいもの量については、「【適量・頻度】ハムスターへのさつまいもの与え方」の章を参考にしてみてください!

食べ残したさつまいもは、すぐに処分する

ハムスターが食べ残したさつまいもはすぐに回収してしまいましょう。

ハムスターは餌を巣箱に隠して、貯蔵してしまう習性があります。

飼い主さんが気が付かないうちに隠したさつまいもが傷んでしまうこともあり、それを食べてお腹を壊す恐れもあります。

てて

あれれ、お腹痛い、、

食べ残したものはすぐに回収すると同時に、巣箱のなかもチェックしましょう。

【適量・頻度】ハムスターへのさつまいもの与え方

ハムスターにさつまいもを与えるときは、手で持ちやすいように5mm~1cm角くらいのサイコロ状にカットしたものを1日に1個、1回程度をおやつとして与えます。

■ハムスターに与えるさつまいもの適量・頻度

  • さつまいもの適量
    …5mm~1cm角のサイコロ状
  • さつまいもを与える頻度
    …1日1個、1回程度

さつまいもを喜んで食べるからと言って、好きなだけ食べさせてはいけません。

体の小さなハムスターですから、与えすぎると下痢になったり、すぐに肥満になってしまいます。

さつまいもをハムスターに与える際には、適量を守って与えるようにしましょう。

【生・ふかし・焼き芋・チップス】与えるさつまいもは、どれが良い?

ハムスターは、生のさつまいも、ふかし芋、焼き芋など、加熱の有無に関わらずさつまいもを食べることができます。

加熱の有無によってハムスターの食いつきや得られるメリットも下記のように変わってきますよ!

  • 【生】歯の伸びすぎ防止
  • 【焼き芋】ヤラピンや皮の「焦げ」に注意!
  • 【ふかし芋】甘みと柔らか食感で嗜好性UP!
  • 【さつまいもチップス】水分少なめで下痢防止!

それぞれについて詳しくみていきましょう!

【生】歯の伸びすぎ防止!

ハムスターは生のままのさつまいもでも食べられます。

硬い生のさつまいもをかじることによって、ハムスターの歯が伸びすぎるのを抑えることができます。

さつまいもを生で与えるときは小さく切ってしっかり水にさらし、ヤラピンを十分に取り除くことを忘れないようにしてください。

てて

生でも食べれるよ!

【焼き芋】ヤラピンや皮の「焦げ」に注意!

ハムスターは焼き芋を食べれますが、皮ごと大量に与えると、ヤラピンの作用により下痢になる恐れもあります。

焼き芋を作る際に、水にさらすことはあまりないため、ヤラピンが残っていることが多いです。

特に皮の近くには、ヤラピンが多く含まれているので注意しましょう。

また、皮の焦げには発がん性物質が含まれていると言われています。

焼き芋をハムスターに与える際には、皮を丁寧に取り除き、実の部分だけを少しだけ、冷ましてから与えるようにしましょう。

てて

皮は取り除いて与えましょう!


【ふかし芋】甘みと柔らか食感で嗜好性UP!

ふかし芋は、家庭で蒸し器やレンジを使っても簡単につくることができます。

ふかすとやわらかくなり甘みも増して、ハムスターも喜んで食べるでしょう。

消化も良くなるので、歯を痛めていたり高年齢のハムスターにはふかし芋を与える方が良いですね。

てて

甘くて美味しい〜〜

【さつまいもチップス】水分少なめで下痢防止!

さつまいもチップスは、水分含有量が少なくハムスターが下痢をしづらいのでおすすめです。

さらに自宅でも意外と簡単に作れます!

さつまいもを薄くスライスしてオーブンでしっかり焼くと、パリパリと歯ごたえの良いさつまいもチップスが出来上がります。

詳しいレシピは次の章の「さつまいもチップスのレシピ」で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!

ハムスターに与えるふかし芋、さつまいもチップスのレシピ3選

ふかし芋やさつまいもチップスは、実は自宅で簡単に作ることができます!

ここからは、ハムスターに与えるふかし芋やさつまいもチップスのレシピを3つご紹介します!

ふかし芋のレシピ①(鍋を使う場合)

ふかし芋は、鍋で作ることができます。

材料はさつまいもと水のみです!

てて

塩など調味料なしで作れますよ!

鍋を使う場合

  1. さつまいもは皮ごとよく洗い、いくつかに切って5〜15分水にさらします。
  2. 鍋に水を入れ、目皿(穴のあいたステンレスプレート)をセットします。
    (水は目皿より下になるように入れます。)
  3. さつまいもを目皿に載せ、30分程低温でじっくり加熱します。
  4. 竹串を刺してみて、すっと通ったら完成です。
  5. よく冷ましてから、5mm×1cmぐらいの大きさにカットして与えます。

ふかし芋のレシピ②(レンジを使う場合)

ふかし芋のレシピ2つ目は、レンジを使用します。

鍋で作る場合と同様に調味料は何も使わずに、さつまいもと水のみで簡単に作れます!

レンジを使う場合
1.さつまいもはよく洗い、いくつかに切って5~15分水にさらします。
2.水に濡れたままラップでくるみます
3.レンジは200Wなどの低いワット数にして、7分程様子を見ながら加熱します
4.竹串でさしてみて、すっと通ったら出来上がりです
5.十分冷ましてから、5mm×1cmぐらいの大きさにカットして与えます。

てて

ふかし芋って簡単に作れるんやね!

さつまいもチップスのレシピ

さつまいもチップスは、以下の通りです。

材料はさつまいもと水のみです!

スライスする手間がありますが、ハムスターも美味しく食べてくれるおやつになるでしょう!

さつまいもチップスのレシピ

  1. さつまいもは2㎜ほどの厚さにスライスし(スライサーを使っても良い)、水にさらしてヤラピンを除去します。
  2. ペーパータオルなどで十分水分をふき取ります。
  3. レンジのプレートにペーパータオルを敷き、さつまいもを重ならないようにならべます
  4. 2~3分加熱し、裏返してまた2~3分加熱します。
  5. 冷ました後、さつまいもが乾燥してパリパリになったら完成です。

水にさらした後水分をふき取り、丸1日ほど室内で陰干して、完全に乾燥させてチップスを作ることもできますよ!

てて

パリパリ食感がたまらんです!

まとめ:さつまいもは注意点を守って与えよう!

この記事では、ハムスターにさつまいもを与えるときの注意点や適量、与え方を解説してきました。

さつまいもを与える時には、注意点をしっかり理解しておくことが大切です。

ハムスターにさつまいもを与える際の注意点5つ

・さつまいもは水にさらしてヤラピンを除去する
・与えるときは水分をしっかりふき取る
・味付けしたさつまいもは与えない
・さつまいもの与えすぎに注意!
・さつまいもの食べ残しはすぐに処分

さつまいもは、ヤラピンの除去や皮の焦げを取り除くなど、与え方には注意しましょう!

心配な方は、ハムスター用のおやつを利用してあげると良いでしょう。

飼い主さんは、5つの注意点をしっかり確認して、ハムスターにも安全にさつまいもを与えれるようになりましょう!

さつまいもの他にもハムスターにおすすめの野菜はいっぱいあるので、以下の記事を参考にしてみてください!

シェアで応援!!
  • URLをコピーしました!
目次