20匹以上のアフリカヤマネと生活するててです!我が家のアフリカヤマネたちは控えめに言ってベタ慣れです。笑
今回はそんな自分が実践した「アフリカヤマネの懐かせ方」をご紹介いたします!!
最近よく公式ラインやSNSのDMにて「どうやったらそんなに懐くの?なつかせかた教えて!」とメッセージをいただきますが、この記事を読めばうちで行っている方法ががわかるかと思います。我が子達が褒められて嬉しいのは内緒☺️
たくさんの人に羨ましがられる性格のアフリカヤマネ達を育てた方法を全て公開しているのでぜひ最後まで見ていってください👍
飼い主優しいねん…!
アフリカヤマネの懐かせ方
今回はアフリカヤマネをお迎えしたその日から、懐くまでの過程をご紹介させてもらいます!
アフリカヤマネは懐くと犬のように人懐っこい行動を取りますが、なれさせるのがかなり難しい生き物。
SNSで見る、慣れているアフリカヤマネは、良いお店から迎えている場合、生体と飼い主が天才のいずれかです笑
YouTubeで相談を聞いている限り体感8割くらいは懐かない子です😇
また、今回ご紹介する方法は、あくまで「ててのおうち」の場合ですのでご参考程度に留めておいていただければ幸いです。
小さいとはいえ1つの生き物なので、それぞれの性格があります。個体によってはすぐに懐く子、全く懐かない子もいますので根気強く実践してあげることが大切です👍
それじゃあレッツゴ〜♪
Step1:お迎えしたては全く構わない
おうちに迎えた当日や、そこから1週間くらいは一番興味津々な時期かと思います。しかし生き物にとっては新しいおうちにきたその日。めちゃくちゃびびっている可能性が高いです。
構いたくなる気持ちをグッと抑えて、無視しましょう。笑
最低でも下記の期間くらいは様子を見てることをお勧めします↓
最低でも2日〜1週間
上記の期間の間は姿すら確認しないでください。ホンッットにガン無視で大丈夫です笑
設定させてもらった期間は視線も送らずほんとに無理なストレスなく、快適な生活を送らせることを意識してあげてください。
ただ、ヤマネも生き物なので、水換え・ご飯・軽い掃除だけは行う必要はあります。
ヤマネをいないものとして扱って、まずは「人間(手)はお世話をしてくれるし怖くもない」と思わせることが重要です。
Step2:無心でお世話に徹する
Step1で解説した通り「水換え・ご飯・軽い掃除」は必ず行う必要があります。
飼育ケージ自体に慣れてきた気配を感じることができれば徐々に見て楽しむことをしても大丈夫です。
徐々に、遠くから見ているときに遊んでる姿が確認できるようになりだすと思います。
とにかくお世話に徹しておくことでビビらせる要素を与えないということです👍
Step3:ご飯におやつを入れて好物を探す
ここまで短ければ数日、長ければすねんかかる場合もあります。笑
アフリカヤマネは寿命が長い生き物なので、長い目で懐くまで、なれるまでの間待ってあげてください!
話はそれましたが次は「好物を見つける」行為を行いましょう。
我が家の場合だと、虫の生き餌が大好物です…笑
他にも色々と試して、好きなものを探ってあげましょう!!
Step4:好物を手から上げる
お世話するうちに食べのものの減り具合等確認していけば、好物がわかるかと思います!
ヤマネももちろん生き物なので、個体によって好みは異なります。
色々な物を与えて何が好きなのかをしっかりと理解してあげてください。それが仲良くなるきっかけになります🥰
Step5:手に乗ってから好物をあげる
好物を理解できたらその情報を最大限有効活用しましょう!
基本的に「これが一番好き」というものがわかればそれ以降は酷ですが、ケージの中ではあげないようにしてください。
あげるべきポイントはやって欲しいことをしてくれたタイミングです。
まず絶対にやらせないといけないことは手に慣らせることです。
- 手から目の前に好物を置いてあげる
- 手から好物をあげる
- 手に触れたら好物をあげる
- 手に乗ったら好物をあげる
上記の流れでじっくりと手に慣らしていくと良いかと思います👍
ここはなれるまで何度も繰り返す必要がありますし、繰り返せば繰り返すほど効果はあるので、制限時間を決めて、何十回もやってあげてください!
番外編(荒技):お昼間に手で包み込む
完全に荒技ですが、ほんとになつかない子は「お昼間に手で包み込む」ことで慣れさせました。
お昼間は動きが鈍くて、アフリカヤマネ自身もボケっとしています笑
そのタイミングで優しく手で包み込んで30分ほど経つと、初めは嫌がって大暴れしたり、手を噛んだりしてくるものの、徐々に諦めて大人しくなります。
手の中に好物を入れてあげるのも1つの手です!
その状態で寝るようにまで持っていければ、ほぼみんな手によってくるようになる印象です。
あくまで荒技なので推奨はしませんが、いちばんんこれが成功率高いのも事実。笑
血まみれにされても大丈夫という覚悟を持っている方は是非試してみてください。
ポイントは少し外の光を入れてあげること!(急に手を開けても驚かなくなるよ)
アフリカヤマネをなつかせる上での注意点
アフリカヤマネは懐かせるのが難しいのはもちろんのこと、懐いてても一気に嫌われることがあります。
小さな生き物なので、身の危険を感じると一瞬でこれまでの積み重ねがなくなるなんてことも…。
好かれる行動を取ることももちろん大事ですが、それと同じくらい嫌われない行動を取ることも大事です!
人間関係みたいやね…笑
焦りすぎない
何事も焦りは禁物です。お迎えしてすぐの人には特に多いので焦って怖い・嫌な思いをさせないようにしっかりと自制してください。
こっちにきてくれないから急いで触る、姿が見えないから姿を見るためにケージをいじりまくる、これらの行為は逆効果にしかならないのでお気をつけください…。
何度でも言いますが、寿命は長い生き物なので、数年かけて仲良くなる覚悟を持ってお世話してあげてください👍
手で追っかけ回さない・上から掴まない
アフリカヤマネ等の小動物は捕食される側の生き物です。上から掴んでしまったり、手で追っかけ回したりすると捕食されると思い非常にびっくりしてしまします。
びっくりさせてしますことはなつかせる上で一番遠回りと言っても過言ではないので絶対に気をつけてあげてください。
そりゃ自分を食べにきたと「手」という存在とは金輪際関わりたくないですよね笑
脱走させない
アフリカヤマネを飼育する上で一番注意して欲しいことは脱走させないこと。
小さくすばしっこい生き物で、体が痩せた子や赤ちゃんは1cmの隙間も平気で抜けていきます。
アフリカヤマネは壁や天井も平気で駆け回っていくので、脱走されてしまうと、もはや自然に返したと覚悟しないといけないレベルです。
仮に捕まえたとして、高確率で追っかけ回してると思いますし、広い空間で楽しく過ごしていたこともあってケージに不満を持つ子も多く、性格がまるっきり変わってしまいます。
脱走だけは絶対にさせないように、注意してあげてください。
まとめ:アフリカヤマネのなつかせかた
ここまでご紹介した内容が我が家で実践しているアフリカヤマネのなつかせ方です👍
冒頭でも申した通り、あくまでも我が家の場合なので、全てのヤマネがこれで懐くわけでもなければ、すぐに懐く子もいます。すぐなつかなかったとしても、寿命は長いので気長にゆっくりと時間を与えてあげてください。
もし何か不明点がございましたら、公式ラインからお気軽にご連絡を!!
また、YouTubeのライブ配信で、直接お悩みにお答えする時間も週に一回程度設けていますのでチャンネル登録して、お気軽に遊びに来てください👌