僕ってかぼちゃは食べれるの?
食べれるんです!!しかも栄養満点でおすすめ!!
ハムスターにかぼちゃをあげたいけど、、、
- 固いけど生であげていいの?
- 皮ごと食べても大丈夫?
- 種は食べられるの?
と迷っている方も多いのでは?
かぼちゃは、ハムスターが食べられる野菜であり、茹でたり、蒸したりといろいろな与え方ができます。中でも生で皮ごと与えるのが一番おすすめです!
ハムスターの健康を考えて積極的に食べさせたいところですが、かぼちゃは与え方を間違えると逆に健康を損ねてしまうかもしれません!
この記事ではハムスターの健康をよりサポートするためのかぼちゃの与え方と注意点を詳しく解説します。
栄養満点のかぼちゃを餌に取り入れて、ハムスターが健康で長生きできる食生活を目指しましょう!
かぼちゃはハムスターが食べれるおすすめ野菜
かぼちゃは栄養を豊富に含んでいて、ハムスターの健康に良いおすすめの野菜です。
ここからは、ハムスターに与える前に知っておきたい3つのポイントを解説します。
注意点を理解して、ハムスターが不健康になってしまう最悪の事態は避けてくださいね!
■知っておきたいかぼちゃの3つのポイント
- かぼちゃの栄養素と健康効果
- かぼちゃは皮も種も食べられる
- 量と頻度について
それぞれ詳しくみていきましょう。
かぼちゃの栄養素と健康効果は?
かぼちゃには特にハムスターの皮膚と被毛の状態を整えるβカロテンが含まれています。
主な栄養素 | 効果・メリット |
---|---|
βカロテン | 皮膚・被毛に良い、免疫向上 |
ビタミンE | 老化防止、ホルモンバランスを整える |
カリウム | 塩分排泄、疲労回復 |
食物繊維 | 整腸作用でお通じ改善 |
種類豊富なビタミンや食物繊維も含まれていてハムスターの老化防止やお通じの改善効果が期待できます。
かぼちゃは栄養が豊富なだけでなく果実の部分は甘みがあり、ほとんどのハムスターが好んで食べてくれます。
かぼちゃは甘くてとってもおいしいです!
かぼちゃは皮も種も食べられる!
ハムスターは、かぼちゃの皮や種などを含めほとんどの部位を食べられます!
かぼちゃの皮には、果肉よりも良質なミネラルやたんぱく質が豊富に含まれて特に皮膚と被毛に良いβカロテンが2倍も含まれています。
かぼちゃの栄養素を最大限に摂取するためにも、かぼちゃは皮の部分も積極的に与えてあげると良いでしょう。
また、かぼちゃの種は脂質を多く含みヒマワリの種と並んでハムスターの大好物なので与えてあげると喜ぶ子も多いですよ!
しかし、カボチャの種は生のままだとハムスターの下痢の原因になるので、しっかり処理したものを与えましょう!
詳しくは「かぼちゃの種の作り方」を参考に!
かぼちゃをあげる適量は?
かぼちゃは糖質を含みカロリーが高いのであげ過ぎないことが大切です。
■ハムスターにかぼちゃをあげる量の目安
- ドワーフ系・・・5mm角(約0.5g)
- ゴールデン系・・・1cm角(約1g)
ハムスターは自分で食べる量をコントロールできず、大量にあげると好きなだけ食べてしまいます。
もともと肥満になりやすい生き物なので適量を守って太り過ぎには注意しましょう。
おいしいものは体重を気にせず食べちゃいます!
頻度は1週間に2~3回が目安
かぼちゃはハムスターにとって有害な成分を含まないので毎日上げても大丈夫ですが、肥満を考慮すると1週間に2~3回程度が良いでしょう。
かぼちゃばかり毎日食べさせていると栄養が偏ったり、ハムスターが食べ飽きてしまいます。
小松菜やキャベツなどの葉物野菜も日替わりであげながら栄養のバランスをとりつつ、ハムスターが飽きない工夫をしましょう。
「おすすめ野菜11選」を参考にバランスよくあげよう!
【生・茹で・蒸し・レンジ・乾燥】かぼちゃおすすめの与え方
ハムスターは生のかぼちゃや、茹でたり蒸したりしたかぼちゃでも食べられます。
与え方によって味・食感・栄養価が変わるので、それぞれのメリットを把握してハムスターに合った食べ方をマスターしましょう!
■かぼちゃのおすすめの与え方
- 生のまま
- 茹でる
- 蒸す
- レンジ
- 乾燥
与え方の特徴について詳しくみていきましょう!
【生】栄養豊富で噛み応えが良い!
ハムスターにかぼちゃを食べさせるなら、生で皮ごと与えるのが一番おすすめです。
かぼちゃに含まれる栄養素の中には水に溶けたり熱に弱いものも多く含まれているので、生が一番栄養を摂れる食べ方なのです。
生のかぼちゃは「固すぎない?」と思われがちですが、ハムスターにとっては丁度よい噛み応えで歯の伸びすぎ防止にもなります。
また、かぼちゃの皮には果肉の部分よりも良質なミネラルとたんぱく質が含まれているので、一番栄養が摂れる生で皮ごとあげましょう!
生で皮ごと食べるのが一番おいしいです!
【茹で】柔らかく甘みが出る!
かぼちゃを茹でるメリットは柔らかく甘みがでることです。
高齢になり噛む力が弱くなったり食欲が落ちてきたハムスターには、かぼちゃを茹でて与えましょう。
茹でて柔らかくなったかぼちゃは高齢ハムスターにも食べやすく、甘みが増すことで嗜好性がアップして食欲不振のハムスターも食いつきが良くなります。
茹でることでビタミンやカリウムといった栄養が減ってしまいますが、歯の調子が悪い場合や高齢のハムスターには茹でたかぼちゃがおすすめです。
高齢ハムスターは茹でてあげるのがおすすめ!
【蒸し】栄養を損なわずに加熱!
かぼちゃの栄養を損なわずに柔らかく甘みを出すには蒸すのがおすすめです。
かぼちゃに含まれるビタミンは水溶性なので茹でると水に溶け出てしまい、せっかくの栄養が低下してしまいます。
栄養が低くなるなんてもったいない!
蒸す調理法なら、かぼちゃを水蒸気で加熱できるので栄養を損なわずに柔らかく甘みを出すことができます。
ちょっと面倒ですが、蒸し器をもっているなら茹でかぼちゃより蒸しかぼちゃにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
【レンジ】手軽に加熱できて栄養も維持!
「茹でたり、蒸したりは面倒!」という方はレンジで手軽に加熱するのがおすすめです。
ハムスターに与える分を耐熱皿に並べてラップをかけて、500Wレンジで5分ほど加熱すれば手軽に甘くて柔らかいかぼちゃを作れます。
レンジを使えば水溶性のビタミンも損なわれないので、かぼちゃの栄養を維持したまま加熱できます。
茹でたり蒸したりする場合は鍋や水を準備するのに手間がかかりますが、かぼちゃを手軽に加熱したい場合はレンジを活用しましょう。
加熱したかぼちゃは火傷しないように冷ましてあげましょう!
【乾燥】保存が長持ちできて与えやすい!
かぼちゃを手軽にハムスターにあげたい場合は乾燥かぼちゃがおすすめです。
乾燥かぼちゃなら調理の手間もなく保存も効いて、あげたい量をいつでも手軽にあげられます。
フリーズドライ製法で乾燥させたかぼちゃなら栄養もそのまま摂ることができて、サクサクとした噛み応えで歯の伸びすぎも防止できます。
乾燥かぼちゃならいつでもすぐに食べられます!
ハムスターにかぼちゃを与える時の5つの注意点
かぼちゃはハムスターの健康に良い野菜ですが、与える時にはいくつかの注意点があります。
かわいいハムスターが体調を崩して苦しまないように、以下の5つの注意点をしっかり守ってくださいね!
■かぼちゃを与える時の5つの注意点
- 皮に付いた農薬は水洗いでしっかり落とす
- 輸入のかぼちゃは皮を取り除く
- 鮮度に注意!30分以内で回収する
- 人間用に味付けされたものはNG
- 種は生のまま与えない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
かぼちゃの皮についた農薬は水洗いでしっかり落とす
かぼちゃをハムスターにあげる前にはしっかりと水洗いをする必要があります。
かぼちゃの皮は防虫のための農薬が直接ついているので、小さな体のハムスターには体調を崩す原因になってしまいます。
皮の部分は果肉よりも栄養が豊富なので積極的にあげたい部位ですが、農薬のリスクを無くすためにしっかりと水洗いをしてからあげましょう。
水洗いした後は、ハムスターが水分をとり過ぎて下痢にならないように余分な水分をしっかり拭き取ることも重要です。
水洗いをしたらしっかり水を切りましょう!
輸入のかぼちゃは皮を取り除く
ハムスターに輸入のかぼちゃを与える場合は皮を食べさせないように注意しましょう。
輸入のかぼちゃには保存のための防腐剤が皮に染み込んでいる場合があり、水洗いでは落とすことができません。
国産のかぼちゃの場合は水洗いをすれば皮ごとあげても大丈夫ですが、輸入のかぼちゃは皮を取り除いた方が無難です。
国産か輸入かわからない場合は、かぼちゃの皮はあげないほうが良いでしょう。
かぼちゃを与える前に国産か輸入品か確認しよう!
鮮度に注意!30分以内で回収する
かぼちゃをあげたらハムスターが最後まで食べきっているか確認しましょう。
乾燥したペレットフードと違ってかぼちゃには水分が多く含まれているので、食べ残しをそのままにしておくと傷んでしまいます。
手渡しであげればちゃんと食べているか確認できてコミュニケーションにもなるでのおすすめです。
置き餌として与える場合でも放置せず30分以内に取り除いてあげましょう。
乾燥かぼちゃなら傷みにくくておすすめです!
人間用の味付けされたかぼちゃはNG
人間用に味付けされたかぼちゃをハムスターにあげるのは絶対にやめましょう。
塩分や人工甘味料が使われたかぼちゃをハムスターに与えてしまうと、高血圧や肥満の原因になります。
かぼちゃの煮つけは甘味料や塩分が多く、油で揚げた天ぷらも消化に悪いので絶対にあげてはいけません。
ハムスターの健康を考えて、しっかり水洗いした新鮮なかぼちゃをあげましょう。
そのままのかぼちゃをくださいな!
かぼちゃ種は生のまま与えない
かぼちゃの種は生のままハムスターに与えないようにしましょう。
生のかぼちゃの種には消化に悪いヌメヌメしたワタが付いているのでハムスターが食べると下痢の原因になります。
かぼちゃの種は、ワタをしっかりとって乾燥させてからハムスターにあげましょう。
ハムスターにかぼちゃの種をあげたい場合は、次に紹介する「かぼちゃの種の作り方」を参考にしてください。
ぼくのために種を作ってくださ~い!
ハムスターへのかぼちゃの種の作り方3ステップ
かぼちゃの種は脂質が多くヒマワリの種と並んでハムスターの大好物です!
1株のかぼちゃに300粒以上も種が詰まっていることもあり、おやつにできればハムスターだけでなく飼い主の方も嬉しいハズ!
ハムスターに与えるかぼちゃの種の作り方には3つのステップがあるので詳しく解説します。
作り方をマスターしていっぱいちょうだいね~!
水洗いでワタをとる
生のカボチャの種にはヌメヌメしたワタが付いているので水洗いをしてしっかり落としましょう。
固めのネット(野菜ネットなど)に種を入れてこする様にもみ洗いすれば、手もみ洗いをするよりは簡単にワタを落とすことができます。
多少のヌメリは残ってしまいますが天日干しの後にはがせるのでOKです。
多少のヌメリは残ってても大丈夫です!
しっかり乾燥させる
ワタをしっかり取ったら水気を拭き取って天日干しで乾燥させます。
キッチンペーパーや新聞紙の上に重ならないように並べて風通しの良いベランダなどで天日干しをしましょう。
雨に濡れたり風で飛ばないように注意!
2~3日ほど天日干しするとカボチャの種の黄色味がだんだん薄くなります。
天候や季節によっては1週間ほどかかることもあるので、中身までしっかり乾燥しているか確かめましょう。
種の薄皮をむく
乾燥したかぼちゃの種の周りに透明な薄皮が見えます。
この薄皮が種を洗ったときの最後のヌメリの原因です。
しっかり乾燥できていれば簡単にぽろぽろと取れるので全て取り除きます。
ハムスターが薄皮を食べてしまうと喉に詰まってしまう場合があるのでしっかり取り除きましょう。
薄皮を食べるとノドに詰って危険です!
乾燥させたかぼちゃの種を保存容器に入れれば完成です!
かぼちゃの種の作り方(フライパン、レンジ編)
かぼちゃの種を天日干しすると完成まで2~3日はかかってしまいます。
3日も待てません、、、
すぐに作ってあげたい場合は以下の方法を参考にしてください。
■すぐにできるかぼちゃの種の作り方
- フライパンで作る場合
- レンジを活用する場合
それぞれ詳しく解説します。
フライパンで作る場合
水洗いをしてワタを取ったかぼちゃの種の水気をしっかり拭き取ってプライパンで煎っていきます。
絶対に油は使わないように!
かぼちゃの種が焦げないように香ばしい香りがするまで煎ります。
種を振ってみて「カラカラ」と音が鳴ればOKです。
火傷しないように冷ましてから与えましょう。
レンジで作る場合
レンジでもかぼちゃの種を乾燥させることができます。
耐熱皿にかぼちゃの種を重ならないように並べて、500Wで5分間ほど加熱します。
一旦とり出して、表と裏をひっくり返してさらに30秒ほど加熱すれば出来上がりです。
熱を十分冷ましてから与えましょう。
作るのが面倒な場合は小動物用のかぼちゃの種がおすすめ!
かぼちゃはハムスターの大好物!種もあげよう!
今回はハムスターへのかぼちゃの与え方や注意点について紹介しました。
かぼちゃは栄養が豊富でハムスターの健康によいおすすめの野菜ですが、以下の点に注意して与えましょう。
■かぼちゃを与える時の5つの注意点
- 皮に付いた農薬は水洗いでしっかり落とす
- 輸入のかぼちゃは皮を取り除く
- 鮮度に注意!30分以内で取り除く
- 人間用に味付けされたものはNG
- 種は生のまま与えない
かぼちゃの種の作り方も紹介しました。ハムスターにあげたいけど「作るのが大変!」という方は小動物用のかぼちゃの種を用意してあげましょう!
ハムスターの食生活に野菜を取り入れて健康で長生きをサポートしましょう!
他のおすすめ野菜も「おすすめ野菜11選」で紹介