こんにちは、ててです!
ハムスターって、水分を多く含んだものを食べてしまうと、下痢や、体調を崩したり、病気になってしまったりします…。
この記事では、大根に含まれる成分の比較を行い、どんな栄養素があるのか。
そして、ハムスターにとっての危険性や、与えてもいい部分を紹介しています。
気になっている方は、是非是非読み進めてみてください♪
ハムスターに大根って大丈夫?
ハムスターは雑食ですから、飼い主さんから与えられたものは結構なんでも食べてしまいますよね笑
でも、あげすぎたら?どうやって与えるの?
根と葉っぱはどっちをあげたら?などなど…悩むこともあるのではないでしょうか?
今回は大根を与える時の注意点やあげ方、根と葉の成分などを徹底的に分析して紹介します♪
ハムスターに大根の葉は毒?
大根の葉には
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
などの、『ミネラル』と呼ばれる成分が多く含まれているんです。
そして、『ミネラル』をたくさん摂取してしまった場合、ハムスターにとっては毒になってしまいます。
ハムスターに大根の根はNG?
ここで書かれている大根の根というのは、白い部分のこと。
大根の根にはほとんど栄養がなく、水分が沢山含まれています。
水分補給にあげるにはとてもいいですね♪
大根の根を与えるのが、けしてダメというわけではありません。
しかし、ハムスターは水分を多くとりすぎてしまうと、下痢を起こしたりするので注意が必要です。
大根の成分を見比べてみよう
では大根の根と葉の成分を見比べてみましょう♪
文科省の五訂日本食品成分表を、誰でも見やすく表にしました。
まずは葉から、その次に根の成分を確認していきましょう。
大根の葉の成分
まずは大根の葉の成分を見ていきましょう!
まず、一段目のナトリウム、カリウムなどの『ミネラル』と呼ばれる成分の数値が高いですよね?
『ミネラル』を摂りすぎると、ハムスターは【尿結石】という病気になってしまいます。
与えすぎには十分に注意してくださいね♪
そして、2段目のビタミン類を見てみると
葉には『ビタミンA-カロテンβ』という成分が、多く含まれていることがわかります。
ここで重要なのは、ハムスターが体内でビタミンを作れないこと!
与える量に注意してあげれば、大根の葉を与えた方がよいですね♪
大根の根の成分
次は、大根の根の成分を見ていきます!
上記の表を見ると、葉っぱよりも栄養分がかなり少ないですよね!
しかし、他の栄養素に比べて、水分は多く含んでいます。
水分補給としてあげるのであれば良さそうですね♪
結論:ハムスターには大根の根よりも葉っぱを!
成分表を見てわかるとおり、根に比べると葉っぱの方がかなり栄養が豊富でした♪
案外知らない人も多いようですが、ハムスターは体内でビタミンを作り出すことができません。
つまりは、食べ物から摂取する必要があり、ハムスターに大根を与えるのであれば、根よりも葉っぱをあげる方が良いことがわかります!
ハムスターに大根を与える時の注意点
今まで紹介してきた点をおさらいしながら、ここではハムスターに、大根を与える時の注意点を紹介していきます!
大根を生で与えて大丈夫?
大根は生で与えても大丈夫です♪
ただし、あげすぎには要注意です。
先ほども紹介しましたが、大根の根には水分が多く含まれ、葉にはカルシウム等のミネラルが多く含まれています。
健康面も考えると、毎日与えるのはあまり良くありません。
また、加熱してあげる場合、茹でることで栄養素がかなり減ってしまいます。
※どのくらいの栄養素が失われるか、興味がある方は、下記URLの「文科省 五訂日本食品標準成分表」をご覧下さい!
栄養を残したまま、ハムスターにあげたい場合は、生もしくは乾燥させてから、与えるといいでしょう。
大根を与えすぎるとどうなるの?
ハムスターに、大根の根や葉をあげすぎてしまった時、どうなってしまうの?と飼い主さんは心配ですよね。
こちらで大根の根と葉に分けて、与え過ぎた場合についてご紹介します。
根を与えすぎた場合
大根の根の場合、ハムスターに与えすぎると水分を多く含んでいるので、下痢の症状を起こす場合があります。
あげすぎには十分に注意しましょう。
葉を与えすぎた場合
大根の葉っぱの場合、カルシウムやリン、マグネシウムなどを多く含んでいます。
これらは『ミネラル』と呼ばれる成分ですが、ハムスターは、ミネラルを多く摂取した場合、【尿結石】という病気になります。
根と同じように、たくさんあげてしまわないように注意しましょう!
まとめ:ハムスターに大根は与えてもいい??
ハムスターに大根は与えても大丈夫!!
ですが、大根の根や葉にはどちらも多く含まれている成分があります。
それらは摂取しすぎるとハムスターにとっては毒になることがあります。
十分に注意して与えてあげましょう。
ハムスターライフを楽しんでくださいね♪︎